MARUの思い出

介護の導入講習  ~目の不自由な方の食事の介助~

介護導入講習では、目の不自由な方への「食事介助」について学びました。視覚に障がいがある方にとって、食事は不安や危険が伴う場面でもあります。「どこに何があるか分からない」「食べ物がどこにあるか想像できない」──そんな不安を少しでも軽減するために重要なのが、「クロックポジション(時計の位置)」を使った声かけです。
《 実習の様子と感想 》
実習では目を閉じた状態での「見えない恐怖」に触れ、言葉で位置を伝えることの重要性を体感。料理名を覚え、日本語で説明するために、実習生たちは一生懸命に考え、丁寧な声かけに取り組んでいました。
今回の講習では、介護とは、ただ手を貸すだけでなく、「心を寄せて支える」ことを実習生たちは実体験を通して学びました。