MARUの思い出

介護職の導入講習 ≈ 移動の介護編 ≈ 体位変換

 

 体位変換とは、寝ている状態で体の向きを変えたり、寝ている状態から座っている状態などに姿勢を変えたりすることです。そのため筋力や

 体力が落ちている利用者や体に障害のある利用者には介助が必要です。体の同じ場所に重さがかかり続けてしまうため、『床ずれや血流障害

 の予防』『筋や関節の拘縮予防』『不快感の解消』といった効果の他に『呼吸や排痰の促進』の効果もあります。体位変換ができる利用者は

 自分でやってもらうことも重要です。導入講習では体の構造を理解し、少ない力で行うことができるコツや、介助者が腰痛になりにくい体の

 動かし方も含めて講習を行っています。