MARUの思い出

MARUの授業紹介 ~会話スキット~

MARUの講習で毎日出される宿題に『会話スキット』があります。クラスメートとペアを組み、「その日に習った新しい文法や言い回しを使ったオリジナル会話を作り、翌日にクラス全員の前で発表する」というものです。

原稿を見ずに発表するのはもちろんのこと、声のトーンや、身振りにも気をつけてミニドラマに出演しているかのような気持ちで発表してもらっています。場面をゼロから思い描き、生み出す力が求められますが、「このような活動は初めて」という実習生が多く、慣れないうちは、教科書に載っている会話の二番煎じだったり、会話のキャッチボールが二往復だけのそっけないもので終わってしまったりしがちです。

それが講習後半ともなると、なかなか会話が終わらず、「長すぎます。全ペアが発表する時間がなくなるので、ここまで!」と止めに入らなければならなくなることもあります。教科書の例文をただ覚えても、「発話力」はなかなか身につかないものです。

MARUでは場面とセットでの発話を意識した練習を続け、配属後も周りの方々と物おじせず会話できる力が身につくように指導しています。