MARUの思い出

生活シリーズ ~ごみ分別編~

多くの実習生はごみ分別の経験がありませんので、寮での生活においてごみ分別は「大変なこと」の一つです。ごみ分別は自治体によって異なりますが、入国後講習中は、MARU大阪校のある豊中市は7種類、神奈川校のある小田原市は9種類に分ける必要があります。種類が多く大変ですが、ごみ出しは地域住民の皆様とも関わることですので、迷惑にならないようルールを守らなければなりません。まずは実習生にごみ分別の重要性を理解してもらい、講習中に慣れてもらえるよう日々指導しております。

 

 

👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉👉ごみの分別&捨て方の指導について👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈👈

 

入寮時にごみの分別やごみを出す日、場所、出し方などを説明します。寮には分別の詳細を書いたものやごみカレンダーを掲示し、ごみ箱も種類ごとに設けています。その後も、寮チェックの際にごみ箱を確認し、間違えて入れられているごみは取り出し、どこに入れるべきかを指導します。また時間をとってごみの分別の授業も行い、なぜごみを分別するのかを一緒に考え、あらためてごみの種類や識別表示マーク、捨てる際の注意点などを丁寧に説明します。

 

 

 

 

😵 ペットボトルとプラスチック製容器包装 😵

料理油のボトル、シャンプーのボトル、ヨーグルトの容器など、正しくは「プラスチック製容器包装」ですが、実習生の多くはおそらく形状から「ペットボトル」と思い込んで捨ててしまいます。捨てる前に、まずは識別表示マークを確認して分別するよう指導しています。

 

😵 ごみ箱の表示を確認しない 😵

スタッフが、例えば「缶」と「ペットボトル」のごみ箱の位置を『こっそり』入れ替えることがありますが、実習生は入れ替えたことに気づかずごみを捨ててしまいます。いつも使っているごみ箱なので、慣れてくるとわざわざ表示を確認しないからです。ただ、町ではごみ箱の表示を見て捨てなければなりませんので、ごみ箱の表示を確認して捨てることも意識してもらえたらと思っています。

 

 

 

~ある日のこと・・・~  生活指導スタッフのコメント

ある日の寮チェックで、使っていない押し入れの様子がおかしいことに気づき開けてみたら、ごみの入った袋が出てきたことがありました。実習生がごみを出すべき日に出し忘れ、スタッフに見つからないようにと隠してしまったそうです。何事においても「叱られるからする」のではなく、なぜそれをする必要があるのかを考えて動けるよう、実習生には日々指導していきたいと思います。