MARUの思い出

ミャンマー介護実習生企画 💗 鎌倉1日観光ツアー

 

 

 

ミャンマー介護実習生がミャンマーについていろいろなことを教えてくれました。その中でも、ミャンマーでは仏教や寺院、大仏が身近な存在であることから、MARUでの入国後講習中に鎌倉の大仏を見に行きたいと言っていました。ミャンマー介護実習生からは行き方を教えてほしいと聞かれましたので、教えてあげました。しかし、MARUの施設のルールでは、公共交通機関を利用した外出は禁止していますので、ミャンマー介護実習生が「私たちは講習中に電車に乗ることができません。MARUの生活ルール違反になります」と、とても残念そうにしていましたが、ルールを守る大切さをしっかり理解していました。そんな残念そうなミャンマー介護実習生を放っておけず、実習先からもそれほど遠くないので、「鎌倉1日観光ツアー」を企画してみたらどうかとアドバイスし、利用する交通機関や時刻、乗り換え情報を含めたツアースケジュールを壁新聞スタイルで作っていました。なかなかの出来栄えなのでご紹介します。

 

 

中国介護実習生、チョウさんとゼイさんは、コロナ禍以前に本国でそれぞれN3、N2に合格していましたが、チョウさんは1年以上、ゼイさんは3年、日本語の勉強を中断していたとのことで、知識はあっても口頭能力に不安がある状態で入国し、MARUではベトナム介護実習生7名のクラスに入りました。国は違っても、同じ介護実習生同士、交流を期待したのですが、入国後隔離期間もあったため一緒に勉強できたのは6日間しかなく、また日本語でのコミュニケ―ションもまだまだ難しい状況で、残念ながら交流はそれほど深まりませんでした。7名と2名という人数差も、影響したのかもしれません。そして7名が配属された翌々日に入校したのが、ミャンマー介護実習生、ヌイさんとカインさんでした。監理団体が同じだったこと、4名とも物静かで、落ち着いた会話を好むタイプだったこと、ヌイさん、カインさんから見れば、チョウさん、ゼイさんは年齢的にはお姉さんであり、MARU内のことに関しては、よき先輩でもあったことから、4名が仲良くなるのに時間はかかりませんでした。互いの配属先施設のある町がかなり近い距離にあるとわかったときは本当にうれしそうで、「絶対会おうね」と約束していました。「2人で助け合って頑張ろう」と思っていたのが、「4人で」になったように感じ、それぞれが密かに抱えていた不安が軽くなったのかもしれません。