MARUの思い出

国際理解授業

MARUでは外国人技能実習生に日本語や日本の文化・マナーなどを教えていますが、日本の方々にも外国のことを知ってもらいたいとの想いから日本人向けに国際理解授業も行っております。例年開催している姫路市立山陽中学校からのご縁で広がり、今年は姫路市立朝日中学校の3年生(294名)にも国際理解授業をさせていただきました。私たちはこれまでに行った授業で、皆様の反応やご感想からとても多くのことを学ぶことができました。各中学校の先生方にも色々お話を伺い、中学生を90分間飽きさせないようにするには何が必要かを考え工夫しています。

今回いただいた感想文の中には「夢中になって聞いた」「新鮮でとても楽しかった」「面白かった」との言葉がありました。興味をもち耳を傾けてくれた人がいたことがわかりとても嬉しかったです。私たちも、朝日中学校の生徒の皆さんや先生方が私たちの問いかけに積極的に考えて授業に参加してくださったことに心より感謝しております。

 

ベトナムで作られたトンボの形をしたやじろべえを全員にプレゼントしました。トンボはベトナムでは「幸運」を運んでくれると言われています。「日本でも、まっすぐ進むので縁起が良いらしいです」と生徒が教えてくれました。プレゼントを渡すとき、ベトナム語について個別に質問してくれた生徒もいました。

 

 

インラー(笠)をプレゼント。早速校内に飾ってくださいました。中條校長と、今回の授業の手筈を整えてくださった内海先生です。

 

姫路市立朝日中学校 🎵🎵🎵 生徒からの感想文をご紹介します(一部抜粋)🎵🎵🎵

自己紹介がベトナム語でできるようになったのがとても嬉しいです。将来ベトナムに行きたいと心から思いました。

ボートピープルの話は、いつもなら集中力が切れてねむくなってくる時間だけど、夢中になって聞きました。決して楽しい話ではなかった

  けど、すごく印象に残るお話でした。

私の口癖は「人生つらい」で、よく言っているけど、簡単に言っていい言葉じゃないし逆に運がいいんだなって思います。

ボートピープルの話では日本人がベトナム人を助けたのは誇らしいと思います。なので、困っている人がいたら、目の前はあたりまえ

  だけど、目の前じゃなくても手をさしのべたいと思いました。