MARUの思い出

🧯 消火器講習 🧯

寒い時期になると火事が起こりやすくなります。これは空気が乾燥して物が燃えやすくなるのと暖房器具を使う機会が増えるためです。しかし、火事の出火原因は暖房器具によるものだけではありません。料理中のガスコンロやIHヒーター、たばこの不始末、ほこりだらけのコンセント、電気コードを束ねすぎ、つけっぱなしの電気スタンドが長時間カーテンに触れていたなど、普段の何気ない不注意から起きる火事が非常に多いと言われています。火事を起こさないための火災対策もとても大事なことですが、もし火事が起きてしまった時の対応として、消火器の使い方について資料と動画で説明し、その後に実際に練習用の消火器を使用した教育をしておりますので、一部ご紹介します。

 

 

消火器の使用で最も重要なポイントとして、火災の根元を狙って噴射することが大事です。火災の練習ボードの中央から上部を狙って噴射している実習生が多く見られますので、火災の根元を狙って噴射するよう指導しています。

訓練用消火器のレバーには黄色のピンが差し込んであり、平時にレバーを握っても水が噴射しないように対策されています。しかし、レバーを強く握りしめながら黄色いピンを引き抜いた実習生がいました。そのまま下に向かって勢いよく水が噴射し、火を消す練習の前に水がなくなってしまいました。操作時にレバーを強く握りしめて操作しないよう指導しました。