MARUの思い出

介護の導入講習 ~手袋の安全な着脱~

 

不潔物や清潔物を取り扱う際など、介護の現場では手袋を着用する場面が多いですが、利用者および自分自身を汚染してしまうことがないように適切な着脱を行う必要があります。着用した手袋は肌に触れていない表面全面を「不潔」として考えます。手袋を脱ぐ際は「清潔」と「不潔」をしっかり区別し、手袋の表側を「清潔」な素手で触らないようにします。日頃から「清潔」と「不潔」をしっかりと区別して、手袋を適切に扱えるように講習しております。

 

***実習生の様子***

まずは手指消毒の正しいやり方を確認してから、手袋の安全な着脱方法を勉強しました。感染防止に手袋が必要であることは分かっていても、その着脱方法自体によって一体どれ程の違いが生まれるのか、最初はイメージしづらかったようです。それでも、手袋をはめる際にも、外す際にも、手が触れる箇所が指定され、更には廃棄されてからも汚染が広がらないよう、よく考えられた工夫があることが分かってからは、このやり方をマスターしたいという気持ちが湧いてきたようで、仲間の手元をチラチラ見ながらも無言のまま繰り返し練習していました。