MARUの思い出

受け入れ企業の授業見学および面談

インドネシア20名のクラスに、実習生の受け入れ企業の担当者様が授業見学及び面談に来られました。実習生たちは担当者様が来られることを予め知っていたので、この日は全員バティック(ろうけつ染め布地)のシャツを着て受け入れ企業の担当者様を迎えました。まずはいつもの日本語授業を見ていただきました。このときは会話の時間で、2人ずつ前に出て発表しましたが、実習生たちはいつもよりやや緊張気味でした。授業後、受け入れ企業の担当者様と実習生との面談を行いました。担当者様からのお話は、金銭の貸し借りによるトラブルや罪を犯すとどうなるか、ルールを守ることや日本語の大切さなどでした。MARUの入国後講習でも注意喚起・指導していることではありますが、担当者様が受け入れ企業であったトラブルの実例を挙げて話してくださったことで、実習生たちの心にはより一層響いたようでした。また担当者様からは、「何か困ったことがあったらすぐに相談してほしい。また周りで困っている人がいたら、その人のことも教えてほしい。」とのお話もありました。実習生たちからは実習や寮のことについてさまざまな質問があり、担当者様がいずれの質問にも丁寧に答えてくださいました。

担当者様が実習生に会いに来てくださったことは、それだけでも実習生たちにとってはとても嬉しいことです。さらに直接話ができたことで抱えていた疑問や心配ごとが一つ一つ解消され、配属に向けてより一層気持ちも新たに頑張ろうと思えたのではないでしょうか。

MARUから配属前に終了証書と写真を渡し、皆で写真を撮りました。最後まで健康に気をつけてケガなどせずに頑張ってほしいと思います。