MARUの思い出

介護の導入講習 ~整髪~

洗顔、整髪、髭剃りや爪切りなど、身だしなみを整えることを「整容」といいます。整容は、感染症予防など衛生面において必要なのはもちろんのこと、生活意欲を高めることにもつながります。寝たきりの利用者など外出が難しい方であっても、身だしなみを整えることは心身のリフレッシュになります。また、身だしなみが整っていないと「人に会いたくない」と感じることがあると思いますが、それは利用者さんにとっても同じです。整容によって身だしなみが整うと、自然と生活や気持ちに自信やハリが生まれていきます。

身支度の介護の一つとして整髪に挑戦しました。いきなりヘアブラシ、ヘアゴムを手渡された実習生は利用者役の講師の長い髪におっかなびっくり触れ、ブラシを滑らせました。途中でブラシが髪に絡んでしまい、利用者役の講師の小さな悲鳴が聞こえてきました。慌てて手を止めたものの、どうしたらいいのか分からずにいると、講師からアドバイスがあり、なんとか毛先までとかすことができました。その後も、ヘアゴムで髪を一つにまとめるのにてこずったり、前髪をくしで整える際に目が合って、照れてしまったり、いろいろなハプニングがありながらも、まだ見ぬ利用者さんの役に立てる日を思いながら、コツをつかもうと繰り返し練習していました。