今回は滋賀県近江八幡市でボランティア活動をされている「ワールドアミーゴクラブ」で授業をしました。
「ワールドアミーゴクラブ」は日本語指導や教科学習の支援及びゲームや食を通じて多様な文化交流活動を行い、主に外国にルーツを持つ児童・生徒の居場所づくりを行うことを目的とする団体です。
今回の参加者は外国にルーツを持つ児童・生徒、そしてその親、クラブスタッフの皆様約40名でした。
【国際理解授業の目的】
多文化共生の意識を深めるため、国による違いを知ってもらう
【授業内容】
①ベトナム語講座
MARUのベトナム人スタッフが講師となり日本語との違いから簡単な挨拶や自己紹介まで学べる内容です。皆様にも前に出てきてもらい、体を動かすなど楽しんで学んでもらえるよう工夫しました。
②ベトナムツアー
MARUスタッフが手描きした地図を見ながら、ベトナムの観光地や食べ物、人気のあるお土産などを紹介しました。
児童たちは色とりどりの地図に興味津々で、観光地紹介では大人の皆様が見入っていました。
③ベトナムと日本の違い
「ベトナムの学校にはプールがある?」「授業中に手を挙げるときどうする?」など日本とベトナムの違いをクイズにして答えてもらいました。身近な内容ばかりなので皆様も積極的に参加してくれました。
④最後は、ベトナムで幸福を運んでくる生き物と言われているトンボのヤジロベエをプレゼント。
皆で集合写真も撮りました。
授業後、クラブスタッフの皆様との交流会に参加させていただきました。
参加者は小学校教諭や市職員、ブラジル人学校に携わっている方や大学教授など様々で、各現場で感じることや実際の対応などを皆が思い思いに話し合う場となりました。
国際理解授業を通して普段は会う機会がない皆様と交流が持てたことで、実習生以外の外国人の現状などを知ることができ、私たちの視野も拡がる大変貴重な時間となりました。この経験を今後のMARUの活動に活かしていきたいと思います。