MARUの思い出

介護の導入講習 ~オムツについて学ぶ~

利用者様にとって、オムツ交換はデリケートな部分や自分の排泄物を見せなくてはいけないため、羞恥心を持つ利用者様が大半です。信頼して任せてくれている利用者さんのためにも、快適に過ごせるように清潔に手際よく短時間で作業をすることが大切になります。

清潔なお肌を保つだけでなく、褥瘡(床ずれ)や感染症を防ぐことが大切です。そのため、利用者様一人ひとりにあったオムツを使用する必要があります。

 

授業が始まる前、実習生に紙おむつと布おむつの違いを聞いてみたところ、「紙おむつは廃棄、布おむつは洗濯」との答えしか返ってきませんでしたが、講師がマグカップの水を何杯も紙おむつに注ぎ始めると、顔を近づけ、水の染み出しがないか、じっと見入っていました。

その吸収量以上に驚いたのは、やはり、どれほど吸収しても、表面がサラサラのままだったことのようで、隅々まで、何度も撫でてチェックしていました。