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『MARU通信 17号(8月号)』を発行しました

外国人技能実習生の入国後講習の近況を記した『MARU通信17号(8月号)』を発行いたしました。

 

新型コロナウイルスの感染は衰えを知らず世界的に蔓延し続けています。日本政府は5月末に緊急事態宣言を解除し、新型コロナウイルス感染症対策を『防疫重視』から『経済を動かして雇用を守る』方針に切替えました。残念ながら現状では、感染の再拡大によって全国的に感染者が過去最多を更新していることが相次いで報告されています。

また、異常気象により7月の豪雨では各地で河川の決壊が発生した結果、甚大な被害をもたらし、長期間の梅雨が明けた後は40度を超える熱波が日本列島を襲って熱中症になる方が急増する状況に至っています。

このような実態の中、有効な治療薬・ワクチン・医療機器・検査キットが新規開発され、迅速に審査承認されていくことを期待していますが、コロナ禍発生以前の状態に復帰できるのは、いつになることか予測すら困難な状況になっています。

 

一方で、明るいニュースは一定の条件があるものの、日本政府が外国人の入国に対して制限していた査証の発行を再開したことです。在ベトナム日本国大使館が『技能実習』及び『特定技能』の在留資格に係る申請について対象者を限定して受付を開始し、今後は順次拡大していくことを発表しました。今後とも関連情報を注視しながら、実習生の受入れの準備を万全に進めていきたいと思います。

 

今月も当施設での実習生の受入れはございませんが、これまで掲載できていなかった実習生を今号でご紹介させていただきました。

 

3年間の技能実習を満了しましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、帰国困難ば状況となってしまった実習生を短期間受入れましたので、日本滞在中の体験談や帰国直前の自発的な館内清掃の様子を今号でご紹介させていただきました。

 

またMARU大阪は、5つの寮の中から西寮をご紹介させていただきました。実習生の入寮時には設備や什器備品を正しく安全に使用できるように丁寧に指導しております。

 

当施設を卒業しました実習生が現在三重県で実習しています。監理団体様と受入れ企業様のご協力をいただき、実習生に会いに受入れ企業様に訪問することができましたので、ご紹介させていただきました。実習生11名が共同で生活をしながら、会社や地域の人々に馴染んで日本での生活を楽しんでおりました。受入れ企業様のアドバイスもいただきましたので、当施設での指導内容に組み込んで、さらに充実させていく所存であります。

 

当施設は外国人技能実習生の入国後講習施設として活動しておりますので、既に数多くの実習生が多方面に渡る産業分野で活躍しております。今後も多国に渡り、多くの実習生に生活習慣、学習する習慣、感謝する習慣を身につけさせる入国後講習を行っていきます。また、この『MARU通信』を通じ実習生の日々の出来事や取組み・活動などご案内させていただきます。介護実習生の講習を行っておりますので、施設の見学などお気軽にお問合せください。

 

今後ともMARU Internationalをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。