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『MARU通信 23号(2月号)』を発行しました

外国人技能実習生の入国後講習の近況を記した『MARU通信23号(2月号)』を発行いたしました。

 

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が2月17日、国立病院機構の施設などで始まりました。厚生労働省が海外だけでなく、国内臨床試験による承認手続きを求めたために、欧米に比べて2ヶ月遅れで接種スタートとなりました。ファイザー社が開発したワクチンは95%の有効性と発表しているので期待するところが大きいのですが、国内で接種した場合の副反応などがどのくらいの確率で発生するのか、今後は先行接種した全国の国立病院機構などの医療従事者の安全性を慎重に確かめながら全国展開していくことになります。

 

厚生労働省は65歳以上の高齢者には4月から接種を開始することを見込んでいます。全国の自治代では各地の実情に合わせて接種シュミレーションを開始していますが、全国民に滞りなく接種を進めるためには、超低温状態でワクチンを全国津々浦々まで配送することと貯蔵施設の確保、接種希望者が通知書を受け取るまでの一連の連絡体制と第二次接種の確実な通知システム、接種会場での医師と看護師の要員確保など多くの課題が予測されます。

 

世界中のアスリートたちのためにも、このワクチン接種の効果によって感染者数を減らすことで7月に予定されている東京五輪・パラリンピックの開催が可能になることが期待されています。

 

今月のMARU通信では、神奈川県の綾瀬市商工会、綾瀬市そして送出し機関が連携して受入れた7人の第1期生のベトナム人技能実習生を紹介したニュースがテレビ神奈川で放映されましたことを紹介しました。新型コロナウイルスの感染拡大の影響による入国制限などで延期が続き、4ヶ月遅れでようやく昨年の12月に来日しました。来日後の入国後講習は当施設で実施し、そのうちの14日間はオンラインで、その後は神奈川校での対面講習を行いました。実習生が短期間のうちに日本語の会話力が向上したことに対して、受入れ側から高い評価をいただき嬉しく思っております。綾瀬市商工会が主催しました外国人技能実習生の受入れに伴うオリエンテーションの場で、実習生の一人は実習先の企業の方々に対して、『日本が初めてで分からないことがたくさんあるが、3年間の実習生活ではいろいろとご指導ください』と日本語で挨拶をしていました。これからは仕事を着実に覚えながら、日本の文化を体験して楽しい3年間の思い出を残してほしいと切に願っております。

 

年末年始にかけて、当施設に滞在している技能実習生が初めて日本でのクリスマスとお正月のイベントを実施した内容を紹介しました。

クリスマスはサンタさんからプレゼントをもらい大はしゃぎでした。初詣はコロナ禍であるため多くの参拝客が集まる神社を避けて、近くの神社で参拝しました。実習生たちは事前に教えた参拝の仕方で、それぞれに今年一年のお願いをしながらお参りしました。おみくじを引いた実習生は難しい内容を理解できませんでしたので、同行した講師に質問していました。講師もひとり一人に説明するのに一苦労でしたが、内容を聞いて盛り上がり、とても楽しんでいました。

 

当施設は外国人技能実習生の入国後講習施設として活動しておりますので、既に数多くの実習生が多方面に渡る産業分野で活躍しております。今後も多国に渡り、多くの実習生に生活習慣、学習する習慣、感謝する習慣が身につく入国後講習を行っていきます。また、『MARU通信』を通じ実習生の日々の出来事や取り組み・活動などご案内させていただきます。介護実習生の講習を行っておりますので、施設の見学などお気軽にお問合せください。

 

今後ともMARU Internationalをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。